ゼカリヤ書 11章 1~ 6節
2025年 6月 29日 第5聖日
牧師 長江 忠司
今日の個所から、3つのことを学びましょう。
第一に、拠り頼むべきものを間違えないことです。レバノンの杉の木、バシャンの樫の木、ヨルダンの密林は強さや美しさ、繁栄を象徴していました。しかし、神はそれらを焼き尽くされると預言されたのです。この世には頼りになりそうなものが多くありますが、本当に拠り頼むことができるのは主のみであると覚えましょう。
第二に、魂に無関心にならないことです。5節に出て来る牧者は羊たちを憐れむことをせず、私利私欲に走ります。牧師はそのような牧者になってはいけません。クリスチャンも自分のことばかりに関心があり周りの魂に関心がないとしたら、その牧者と同じ歩みをしていることになります。
第三に、悔い改めを先延ばしにしないことです。民が御声に聞き従わないので、神は民を悪い牧者に渡されたのです。神は私たちを愛し、御声をかけておられます。その御声に素直に応じて従いましょう。
今日も私たちは神の御声を聞いています。どう応答するかが鍵となります。主の御声を素直に聞き、直ちに従いましょう。
<聖書のことば>
それは、わたしがもはや、この地の住民にあわれみをかけないからだ──主のことば──。見よ、わたしは、人をそれぞれ隣人の手に、また王の手に渡す。彼らはこの地を打ち砕くが、わたしは彼らの手からこれを救い出さない。」
ゼカリヤ書 11章 6節
