マタイの福音書 25章 31~ 46節
2025年 10月 12日 第2聖日
牧師 長江 忠司
イエス様が再臨され、栄光の座に着かれた時の話が記されています。
第一に、本当の信仰は愛の実践に表れます。イエス様の愛を受けて、信じて救われた人は、その愛を他の人に分け与えようとします。その人から愛が溢れ出て来るのです。救いは信仰によりますが、本当の信仰者には行いが伴うのです。
第二に、神は弱き者への態度を見ておられます。ここで貧しい人や病人など弱さを覚えている人が出て来ます。神はそのような弱さを覚えている人に対する私たちの態度に注目しておられるということではないでしょうか。
第三に、弱き者への愛は、主への愛と同じと見られます。例え話の人物は意識せず愛を実践しましたが、それは「わたしにしたのです」と言われました。
私たちはこの個所を読んで、この真理を意識して、他の人へ愛を実践するべきなのです。
私たちは自分の信仰生活に集中してしまいやすいです。しかし主は、私たちが主の愛を他の人に与えることを願われていることを覚えましょう。
<聖書のことば>
すると、王は彼らに答えます。『まことに、あなたがたに言います。
あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、それも最も小さい者たち
の一人にしたことは、わたしにしたのです。』
マタイの福音書 25章 40節
