エペソ人への手紙 1章 1~ 2節
2025年 11月 9日 第2聖日
 牧師 長江 忠司

 本日より、エペソ人への手紙のシリーズを開始いたします。パウロの挨拶部分より、私たちの立場について学びましょう。
 第一に、神のみこころにより召された者です。パウロは自分の計画や権威によるのではなく、神のみこころにより召されて使徒となったと告白しました。私たちは使徒ではないですが、神のみこころにより救いに召され、この世に遣わされている者であることを忘れてはいけません。それは恵みです。恵みには責任が伴います。
 第二に、忠実な聖徒として歩む者とされています。神の恵みにより救いに召された私たちは、それにふさわしく忠実に歩むことが求められています。神は私たちの忠実さをご覧になられています。
 第三に、キリスト・イエスにある者とされています。イエス様を救い主と信じた私たちはイエス様と結び合わされています。
 自分の置かれている恵みの立場を忘れてはいけません。どんな時も恵みの立場を覚え感謝して、主を愛して歩みましょう。

<聖書のことば>
神のみこころによるキリスト・イエスの使徒パウロから、キリスト・イエスにある忠実なエペソの聖徒たちへ。
エペソ人への手紙 1章 1節