詩篇 107篇 1~ 43節
2025年 12月 28日 第4聖日
牧師 長江 忠司
人生には様々な苦しみがあります。その中で不満を持ち、呟いてしまいがちです。私たちは何を覚えて歩むべきでしょうか。
第一に、主を心から呼び求めることが転機となることです。主は私たちがしっかりと主と向き合って歩んでほしいと願われています。苦難の中で、心から主を呼び求める時に、主はご介入くださいます。
第二に、主が新しいことをされるという信仰を持つことです。私たちは過去に縛られてしまいがちです。これまでが駄目だったから、この先も駄目だろうと考えてしまうのです。しかし、主は人の思いを超えて新たに御業をなされるお方であると信じましょう。
第三に、主の恵みを見極め、主に感謝することです。数々の主の恵みを心に留めることです。そして、主はこの事をとおして何をしようとされているのかと見極めることです。そうした時に、さらに恵みに気づかされて、主に感謝するようになるのです。それが知恵ある者の歩みなのです。
今年一年を振り返って、どれくらい主に感謝して歩んだでしょうか。知恵ある者として、主の数々の恵みを見極め、いつも主に感謝して歩みましょう。
<聖書のことば>
知恵のある者はだれか。これらのことに心を留めよ。
主の数々の恵みを見極めよ。
詩篇 107篇 43節


