ヨハネの手紙第一 4章 9~ 10節
2025年 12月 21日 第3聖日
 牧師 長江 忠司

 クリスマスは多くの方にとって楽しく、心が温かくなる時であると思います。しかし聖書を見ると、驚くべきことが起きた日であることがわかります。
 第一に、神はふさわしくない私を愛してくださいました。私たちが神を愛したのではなく、愛されるにふさわしくない罪人の私を神は愛してくださったのです。神は私たちを高価で尊いものと見てくださっています。
 第二に、神は感情ではなく犠牲をもって愛して下さいました。罪を赦されるためには、血を流す必要がありました。旧約時代は動物のいけにえをほふり血が流されたのです。イエス様は私たちのために宥めのささげ物となるために、人としてお越しくださいました。
 第三に、神は新たないのちに生きることを望まれています。まだ救われていない方はこのいのちをいただくことです。クリスチャンは神とよく交わり、感謝と喜びをもって生きることです。また、愛を分け与えていくことです。
 クリスマスは神が愛をもってあり得ないようなことをしてくださった驚きの日でした。その愛に応答するクリスマスにしましょう。

<聖書のことば>
私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、宥めのささげ物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです。
ヨハネの手紙第一 4章 10節